知財コラム

「他士業とのつながり」

 今年も宜しくお願い致します。
 さて、私が仕事をしています鳥取県では、県内の各士業団体が年に数回集まっています。中国地方の他県でも同様の集まりがあるようですが、団体数に多少違いがあるようです。鳥取県では十士業が集まり、情報交換や勉強会の他、年に一度の大きなイベントとして合同の無料相談会を開催しています。
 最近では、各団体でも相談会を積極的に開催されているようで、この合同相談会にわざわざ来なくても、ということもあるようですが、それでもこの日に多くの相談者がいらっしゃいます。
 事前予約はないので、受付で相談者から概要を聞き、どの士業が対応するのかということで、慌ただしい一日となります。なかには相談内容が他の士業にまたがることもあり、このような場合にその日十士業が集まっていることの強みを感じます。他の士業に関係しそうになると直ぐに関係する士業が助けに入りますので、各士業単独での相談会に比べても、この相談会は充実しているのではないでしょうか。
 以前は知財に関する相談であれば自分一人の知識でも何とかなることも多かったのですが、知財に関する意識が高まってきたのか、相談者の相談も基本的なことよりも、より具体的となり、自分の知識だけでは直ぐにはわからない、というようなことも最近は多くなってきたようにも感じています。従って、他士業同士のつながりというものが、お客様のためという視点からも今後ますます重要になってくるのだろうと思っています。
 関係性が低いと思っている士業の方でも、今後どのようなことがあるかはわかりませんので、このような士業の集まりは大切ですし、弁理士会としても参加し続けていかなければならないと思っています。
 ちなみに、今回の合同相談会での私の出番は残念ながらなし。まだまだ鳥取県内での弁理士周知を頑張っていかなければならないと反省しています。

(日本弁理士会中国支部 弁理士 中西 康裕)

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